妊娠検査薬を使用するタイミングは…
妊娠は、着床して(受精卵が子宮内膜にくっつく)初めて成立します。
最終月経から約2週間後に排卵が起こり受精し、着床に約1週間かかるので妊娠が成立するには約3週間かかります。
妊娠が成立すると妊娠特有のhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンが分泌され、尿に排出されます。
妊娠検査薬はこのhCGというホルモンが一定量以上含まれていれば陽性、含まれてなければ陰性と判定する仕組みになっています。
なお、着床直後はまだhCGの分泌が少なく妊娠検査薬の判定が陰性となることがありますので、 妊娠検査薬は最終月経から約4〜5週間後に使用しましょう。
妊娠検査薬の使用方法は…
現在の市販の妊娠検査薬は、非常に精度がよく測定精度は90%以上です。
使用方法はどの製品もほとんど同じでスティックの先の尿吸収体に直接尿をかけ、数分後に判定窓に結果が出るというものです。
判定窓での陽性・陰性の表示方法、検査が可能なタイミングは各製品によって異なるので
(一般のものは生理予定日1週間後ですが、生理予定日から検査できるものもあります。)、
妊娠検査薬のパッケージや付属している説明書を確認してください。
妊娠検査薬が陽性の場合は…
妊娠検査薬の判定結果が陽性の場合は、必ず産婦人科に診察に行きましょう。
妊娠検査薬は、子宮外妊娠や胞状奇胎などの異常妊娠や流産の場合にも反応します。
正常な妊娠とは、胎嚢(たいのう:胎児が入っている袋)が子宮の中にあり、胎芽(たいが:妊娠8週までの胎児)と心拍がある状態のことを言います。
妊娠の状態は産婦人科で超音波検査を行い確認しないとわかりませんので、結果が陽性の場合は必ず産婦人科を受診しましょう。
■子宮外妊娠
受精卵が子宮内膜以外に着床することをいい、卵管の破裂や流産の危険性があります。
卵管の破裂の場合は大量の出血と激しい腹痛でショック状態になることがあり、手術も必要です。
■胞状奇胎
胎盤を作る絨毛が子宮内部に異常に増殖し、赤ちゃんを吸収してしまう病気です。
胞状奇胎と診断されたら子宮の内容物を除去する手術(ソウハ術)を行います。
内容物が残っている場合は癌化する危険性があるので、定期的な検査が必要です。
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